以前、費用を抑えたいときの発注のコツについてお届けいたしましたが、今回は、”なるべく早く使いたい！””納期を短縮したい”そんなときに、ぜひ使っていただきたいコツについて、前回同様にこのコラムをご覧の方にだけこっそりお教えしたいと思います。

【その１】納品日のデッドラインを明確に決める

「突然プロモーションをやることになった」「急遽イベントをやることになってしまった！」といったケースや、「発注したつもりだったのに・・・！」「急遽●●が必要になった！」「突然●●が壊れてしまった！」など、さまざまな理由で”特急”で何かに対応しなければいけないというケースは往々としてあります。

なぜ必要となったのか、という理由によって、納期は絶対その日でなければいけないのか、希望日はあるけれど、多少遅れても大丈夫なのか、というのはケースバイケースです。

一見当たり前のようにみえるこちらのコツですが、
短納期で対応しなければならない場合、どうしても気持ちが焦ってしまい
”1日でも早く何とかしなければ！”
と思ってしまったり、
”間に合わなかったらどうしよう”
と考えるあまり、必要納期よりもさらに前倒しの納品日を指定してしまう傾向があります。

そのため、一度冷静になって、本当のデッドラインはいつなのか、納期についての懸念点などについて、我々サプライヤーに正確にお伝えください。
たった1日の違いでも、その1日があるだけでよりよい仕様になることもありますので、短納期のときこそ納品日や納品場所・どこでどのように使用するか、分納の可否などについて信頼してお話しいただければ、もちろん可能な範囲とはなりますが最適解での対応をさせていただきます！

【その２】既製品を活用する

こちらも当然といえば当然なのですが、ゼロから新しいものを作る場合、どうしても多くのプロセスを経るため、ある程度の生産納期が必要とされてしまいます。

しかし、すでに完成された既製品が必要数在庫されていれば、名入れをする/しないにしろ、パッケージだけオリジナルにする/しないにしろ、かなりの納期を短縮することが可能です。

当社は、その時必要とされているアイテムに近しいものや、テーマに沿ったアイテムを探すことも大変得意です。

もちろん、フルオリジナルで作ることができればいいかもしれませんが、それにはロットや納期、予算などクリアしなければいけない課題が多くなってしまうのも事実。
すでにある既製品を上手に活用することで、予算や納期を上手に短縮することができますので、なんでもお気軽にご相談ください。

【その３】仕様を見直してみる

例えばロゴのデザインが本来は3色の場合でも、1色で表現することで、印刷方法によっては工程を1/3に減らすことができます。

多色印刷を避けることで版ズレなどの不良が起こらないため作業効率もUPするだけでなく、版代も抑えられるためコストもダウンするので、印刷色を減らすことが可能であれば大変オススメです！
さらに、色を白や黒など校正不要なカラーで指定することで本生産に入る前の確認作業である校正工程もカットできます。

また、ロゴの表現方法がシルク印刷なのか、転写印刷なのか、オンデマンドプリントなのか、レーザー名入れなのか、などによって納期・値段が変わってきます。
本来はこの表現方法がベストだけど・・ということがあっても、納期を優先しなければならない場合、表現方法についての見直しや再検討はする価値アリです！

納期の面で商品本体に名入れができない場合でも、パッケージや付属品をオリジナル名入れにしてセットしなおすことで、グッとオリジナリティが高くなる場合も多々あります。

当社にはデザイナーもおりますので3色ロゴを1色ロゴに変更することや、名入れ後のイメージ画像を共有することも可能ですのでご安心ください！

以上、3つのコツをお伝えいたしましたが、いかがでしたか？

もちろん、納期も大事だけれど・・・これも譲れない！という条件があることは十分承知しておりますので、案件により柔軟に対応させていただきます。

当社は、ヨガやフィットネスグッズのOEM生産だけでなく、既製品の仕入・調達も可能ですし、イベントグッズ・ノベルティ・チラシ・デジタルプロモーションなど様々なアイテムをトータルで対応させていただくことも得意です！

納期のことだけでなく、何かお困りのことがありましたら下記バナーからお気軽にご相談ください！